幻想水滸伝のフリックはその後どうなったのか?【Ⅰ&Ⅱのネタバレ有】

どうも、あおやんです。

幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱリマスター、ついに発売ですね!めでたい!

私、プライベート面が忙しくてしばらくは本作に手を出すことができないのですが…

せっかくの機会なので、幻水シリーズ最推しキャラの話でもしようかと思います。

みんな!「青い稲妻」は好きかぁぁぁぁぁ!?

はーーーーーい!!!!!

アイキャッチ画像引用元:©Konami Digital Entertainment「幻想水滸伝Ⅱ」
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青雷のフリック

というわけで、フリックの話をします。

幻水1・2の108星の1人、身も心も青いと定評のある美青年剣士フリック。

幻想水滸伝1・2・外伝VOL.1・カードストーリーズ・ドラマCDなど、初期の幻水シリーズに出演しています。CVは中村悠一さん(イケボ)。

とにかく顔が良い。性格は永遠の少年。なぜか青色ベースの衣装を好み、剣技と雷の紋章が得意技。

そして二つ名は「青雷のフリック」。

主人公との初対面時に、自分からこのように名乗ってきます。だ、ださ(ry

しかしそのダサさが初期フリックの良いところ。イキリ癖が無くなった2では、名乗ることすらしてくれなくなるのでw

故郷のロマンチックな風習で、自分の武器に好きな女の名前を付けているのも特徴的です。

幻水Ⅰでのフリック

初登場時点で年齢25歳。

オデッサ率いる初代解放軍の副リーダーをやっていて、オデッサとは恋人同士。

しかしなんやかんやあって潜伏していたアジトが襲撃され、オデッサとは離れ離れになってしまいます。

その後紆余曲折あり、ようやく解放軍に合流できたと思いきや…

最愛のオデッサは亡くなってて、なんかよく知らん子供(主人公)がリーダーやってて…。

傷心&取り乱したフリックは、主人公やビクトールらを罵倒して他の街に行ってしまう…と。ようやく会えると思ってた恋人が◯んだとか聞かされたらね仕方ないね。

その後主人公が迎えに行ったらすでに落ち着きを取り戻しているフリック。さっきはごめんなさい的なノリで仲間になります。

正直プレイヤー目線では、初期フリックは「こいつ何なの?w」って思ってしまう感じです。

しかし残念なイケメンだったのは初期だけで、正式加入後はメキメキとメンタルがレベルアップしていきます。

最初から性格イケメンなビクトール等とは違って、成長過程が著しすぎるフリック。そういうところもプレイヤーに愛される理由ではないでしょうか。

幻水Ⅱでのフリック

年齢27か28歳。攻略本などの公式ソースによっては年齢がブレてるんですけど、たぶん誕生日遅いんじゃね?ってことで勝手に納得してます。

前作ラストでビクトールと共に亡くなったかと思われてたフリック。実は2人で生き延びていました。

前作での最終決戦の後、ビクトールに付き合って砂漠越えでタヒにかけるなどの試練を乗り越えながらも、3年間傭兵稼業をしていたようです。

物語初期の段階から、ビクトールと共にII主人公たちの保護者的なポジションで活躍します。

グリンヒル解放イベントでは子供達の引率役として特に大活躍。ニナやリィナなど、なぜか年下女性にモテていますが本人はいまだオデッサ一筋。

前作で「青雷のフリックって呼ばれてるぜ(ドヤァ」などと自己紹介してたとは思えないほど、クールで落ち着いたお兄さんキャラに変わっています。

しかしストーリーの所々で、元来持っている熱さが見え隠れするところが素敵です。

フリックはバトルでも強いぞ!

運が低い代わりに、基礎ステータスが全体的に高水準です。物理も魔法もそこそこいけるので、困ったらとりあえず入れとけ枠として優秀。

Ⅰではラストダンジョンの固定メンバーになるので、普段から育てておくと有利です。

Ⅱであれば協力攻撃を考慮して、ビクトール、ニナあたりと組ませるのが良いと思います。確率25%で即タヒ付与できる美青年攻撃も、状況次第ではアリです。

あと紋章穴が2つあるので、雷の紋章+あと何かで使い勝手もよくなるかと。

注意点は運のステータスが低い為、風船などのバッドステータスにかかりやすい点です。悲運な美青年。

フリックとビクトールはその後どうなったのか?(Ⅱエンド後)

幻水Ⅱのエンディングでは追いかけてくるニナを撒きつつ、腐れ縁のビクトールとあてのない旅に出た…という所でフリックの物語は終わっています。

たぶんその後も傭兵稼業で食い繋いで行くのでしょうけど、具体的に彼らはどんな人生を生きていったのか気になりますね。

そのヒント?となる内容が、続編や公式文献などで語られています。

幻想水滸伝Ⅲのエッジとの関係

幻水Ⅱの15年後が舞台なので、フリック達も出てくるかなーと思いきや未登場。

とはいえ108星として仲間になる少年「エッジ」が、幼い頃にビクトールとフリックに助けてもらい、ビクトールの「星辰剣」を預かったというエピソードが語られています。

さらにミニゲームの「劇場」でエッジにフリック役をさせた時、彼はやたら高い演技力を発揮。

そしてビクトール役をさせた時は、反対にド下手クソな演技をします。

エッジの「憧れの人」がビクトールなのは公式ソースで判明済みです。だから緊張や色々思うところあって、冷静に演技できないのかなと推測。

劇場イベントでは「基本やる気がない」と評されるエッジ。

なのにビクトールとフリック役の時だけこういったリアルな演技をするのは、あの2人の人柄を実際に見て知っているからだと思われます。

ちなみにエッジの宿星はフリックと同じ天暗星なので、ここにも少し繋がりが見られます。

ハイイースト動乱

デュナン統一戦(幻水2)から12年経った太陽暦472年、ハルモニア神聖国がデュナン国に攻め込んだとされる「ハイイースト動乱」が起こります。

この動乱には幻水2の登場メンバーが多数参戦し、中にはフリックとビクトールもいたと言われています。

2から12年後なのでフリックは40歳くらい?少なくともこの時点までは2人とも健在と言ってよさそうです。

この3年後に「幻水3」が始まる訳ですがビクフリコンビは不在という…元気でいてくれると良いですよね。

まとめ(ハイイースト動乱やってくれないんですか?)

幻水2エンディングから後、フリックはビクトールと一緒にあちこち旅しつつ、40歳時点では元気でやっているらしいということだけわかります。

フリック好きとしては、やっぱハイイースト動乱の物語をなんらかの形で知りたいですね…。

幻水シリーズの産みの親である村山吉隆さんは2024年に亡くなられていますが、彼がなんらかの形で幻水の物語を遺してくれていることを願ってやみません。