弱いキャラも使いこなしてこそそのゲームの通である

どうも、あおやんです〜。

今回のテーマは、ゲームの「弱いキャラ」についてです。

昔から「弱いキャラ」「使い道ないキャラ」っていろんなゲームにいましたけど、ソシャゲが流行る様になってからはより弱いキャラクターの立場が低くなってきたように感じます。

私もどちらかと言えば強いキャラを使って楽したい方ですし、弱い弱い言われてるキャラを無理して使って「なんか難しいな、楽しくないな〜」ってなるのは嫌です。

だけど、弱いキャラにだって陽の目を見る権利があっても良いのではないでしょうか?

人間の権利は平等。キャラクターの権利だって平等であっていいはずなのです。

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好きなキャラが弱キャラだった時の悲しみ

「推しが弱キャラで泣いた」

「好きなキャラなのにめちゃくちゃ弱い性能に調整された」

これ、ゲーム好きの人なら一度は経験あると思うんですよね。

特に近年は、リアルタイムでゲーム内容がアップデートされていくソシャゲがメジャーとなっています。

キャラクターも運営のさじ加減で定期的に上方修正が加えられるので、かつて弱かったキャラであってもゲームを続けていればそのうち強いキャラに修正されるケースも多いです。

…が、しかし。上方修正が加えられてもなお、同時期に修正が入ったキャラと比べて明らかに弱いというケースも悲しいことによく見られます。

明らかに現環境に付いていけてない◯ソ調整とまで言われるケースもあり、運営炎上のきっかけとなることも少なくありません(どのゲームとは言わない)。

自分の好きなキャラクターがそんな弱々キャラにされてしまったら…いや〜悲しいですよね。そのキャラが好きである程やるせない気持ちになります。

「弱いキャラをあえて使っていく」という選択肢があっても良い

画像引用元:SQUARE ENIX「ドラゴンクエスト」シリーズ

「好きなキャラを弱くされた」という経験は私にもあります。どのゲームのどのキャラとは言えませんが。

いやもう落ち込みますよね。長いこと待ち続けてようやく実装された推しキャラが、周りのキャラと比べて明らかにぶっちぎりで弱いという事実。

強キャラが大好きで強キャラしか使わないようないわゆる「性能厨」と呼ばれる人達にはネットでボロカスに言われる始末(某掲示板にいっぱいいるよねw)。

しかしですね、私は自分が推してるキャラであればたとえクソ弱くても愛を持って使います。

「どんなに弱くても好きならメッチャ贔屓して使う」。これは私のゲームプレイにおけるポリシーみたいなものなのです。

「弱いけどそれなりに使えるキャラ」実例集

ここで実際に私が好きで使い倒した「弱キャラ」について語りたいと思います。

何をもって弱いとするかはちょっと私の偏見も入ってしまうんですが、ネット等で「弱い」と言われがちなキャラクターを定義としてピックアップしています。

オリジナル版聖剣伝説3「アンジェラ」

画像引用元:SQUARE ENIX「聖剣伝説3」

知らない方の為に補足しますと、アンジェラは上記の画像の左から2番目にいるキャラクターです。

オリジナル版聖剣伝説3において、私は最初のプレイに魔法使いキャラのアンジェラを選んでおり、彼女にはけっこう愛着がありました。

ですが「立ち止まって数秒間魔法詠唱する」という仕様が原作版聖剣3のバトルシステムと絶望的に合っていない上に、終盤になるにつれて魔法を使ったらカウンターで大ダメージ技を撃ち返してくる敵が増えたことで魔法そのものが不遇要素に。

さらに魔法タイプなので物理面の火力や防御力も低く、終盤なんかはシャルロットと並んでそこら辺に倒れてることも多かったですw

それでもデュランやリースなど、物理キャラで詠唱中のアンジェラを守りながら戦うことでそれなりに活躍できるシーンもあったかと思います。魔法カウンター使ってこない敵相手なら普通にダメージソースになってくれますし。

オリジナル版があまりに不遇性能だったことから、リメイク版はのちに「アンジェラ無双」と呼ばれるくらいメッチャ強くされています。

クロノトリガー「マール」

画像引用元:SQUARE ENIX「クロノ・トリガー」

クロノトリガーの一応ヒロイン扱いであるマールですが、バトル性能はメインメンバー7人の中でぶっちぎりの最下位と言われがちです。

というのも以下のような理由から。

  • 水属性が便利キャラのカエルと被る
  • 回復アイテムが充実しやすいのでマールの回復魔法がたいして必要無い
  • シンプルに火力が低い

他の仲間との合体技ではなかなか良い技が揃っているので起用はできるんですが、マール単体の性能はイマイチでした。

属性をカバーできるパーティだとどうしてもクロノ・ルッカ・カエル・魔王に軍配が上がってしまい、マールをベンチにしていた人も多かったはず。

あと火力面ではエイラやロボが強すぎるのでこの2人入れてたら事足りるという人もいたようです。

ただ私は普通にマール好きだったのでずっとパーティに入れていました。合体技以外でも、サポート面に特化してるので純粋なヒーラー役としてはバッチリお仕事してくれます。

ファイナルファンタジー9「ガーネット」

画像引用元:SQUARE ENIX「FINAL FANTASY Record Keeper」

ガーネットはソシャゲFFでも使い倒してるくらい推してるFFキャラで、原作版FF9でもずっとパーティに入れていました。

…が、やはり世間の反応としては「弱キャラ」ではありますよね。そう思われがちな理由が以下。

  • アレイズ覚えない
  • 白魔法や召喚によるサポート性能はエーコの方がだいぶ上
  • 彼女の魅力はトランス中の「幻獣」であるが、肝心のトランスシステムがイマイチ扱いづらい
  • ストーリー中盤で「コマンド失敗」を起こす時期がある
  • ぶっちゃけ「召喚」無くてもクリアできる

とにかく白魔法も召喚獣もエーコの方が使いやすい物が揃えられてて、「どっちか選ぶならエーコ」って人が当時かなり多かったみたいなんですね。

エーコはしっかりサポート特化の性能なんですけど、ガーネットはサポートも攻撃面もやや中途半端な印象。本当なんでわざわざ同じジョブのキャラを2人も入れたのか…。

まあそれでもガーネット普通に使い倒してました。例のコマンド失敗する時期であっても普通に入れてて、「コマンド失敗!」が出る度にちょっとイラっとしながらも外しませんでしたw

ちなみに回復面はケアルガとレイズで頑張りました。レイズでも意外とHP多めで復活させてくれてたような。

まとめ:弱いキャラでも好きなら使え!

画像引用元:Nintendo・Creatures・GAME FREAK「ポケットモンスター」シリーズ

ソシャゲのファン同士の間でよく見られる、一部の強いキャラを持ち上げてそれ以外のキャラをゴミ扱いする風潮。あれは頂けないですね。

キャラクターそれぞれの性能に多少なり差があることは仕方ありません。運営側の意図はわかりませんが、なんかしら売上戦略もあってこそのキャラ格差なんでしょうし。

ただその弱いキャラを好きだから使う人だってたくさんいる訳で、それを貶したり「自分の方がゲーム分かってる」的なマウント取ろうとするのはどうかと思うんですよね。

あえて弱いキャラを使いまくることで、プレイヤースキルが上がるというメリットもあります。

強いキャラを使いながらも弱いキャラをとことん極めて、そのゲームの通を名乗ってみるというのも一興ですね。